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併設展

展示期間 2019年9月10日(火)~11月24日(日)  

柳宗悦と古丹波

本館1階 本館2階
古丹波の精華

800年以上にわたる長い伝統の中で培われてきた多彩な陶技と、炎が生み出した自然釉(灰被―はいかづき)の美しさが丹波焼の特徴です。この空間では、赤土部・流釉・線彫・白掛などの技法を用いた、江戸時代以降の「登窯時代」を中心とした古丹波の魅力を紹介します。

〔写真〕焼締白鉄打掛文火消壺
丹波 江戸時代後期 19世紀 30.6×29.2cm

朝鮮半島の工芸 ―鳥獣表現

朝鮮半島では、富貴や寿福を意味する吉祥文様として、鳥・魚などの身近な動物から、龍などの架空の動物まで、工芸品や絵馬のモチーフとして魅力的に表されています。本展示では、朝鮮時代(1392-1910)を中心に鳥獣表現の工芸と絵画を紹介します。

〔写真〕鳥獣図(部分)
紙本着色 朝鮮時代 19世紀 

日本と中国の磁器

当館所蔵の日本の磁器には、無垢な美しさが溢れる初期伊万里や簡素な絵付による古九谷様式の色絵類があり、いっぽう中国の磁器としては明時代末期に景徳鎮窯で作られた古染付と天啓赤絵などがあります。ここでは両国で生まれた磁器の優品を展観します。



〔写真〕色絵さんざし花折文皿 景徳鎮窯(天啓赤絵)
明時代 17世紀 4.5×24.8㎝

漆工芸 ―朱漆と絵漆

黒漆を塗った上に朱漆を塗り重ねた根来塗をはじめとする、朱漆で彩られた中世から近世にかけての漆工芸を紹介します。朱漆は、秀衡椀や浄法寺塗などで漆器に文様を描く際にも主色とされ、のびのびとした線描が魅力となっています。

〔写真〕朱漆燭台 江戸時代 35.0×15.0cm

木喰仏と絵馬

微笑仏として親しまれる木喰仏は、江戸時代後期に全国を遊行した木喰(明満)上人によって彫られたもので、大正期に柳がその美しさを発見し広く伝えました。本室では木喰仏と共に新受贈の小絵馬など、民衆の信仰と深く関わりをもった造形を中心に展示します。

〔写真〕地蔵菩薩像(部分)
木喰明満 江戸時代 1801年

「穴窯時代」の古丹波

丹波窯では平安時代末期から桃山時代頃まで、主に壺や甕などが生産されていました。窯の形状から「穴窯時代」と呼ばれるこの頃の丹波焼は、人の手で施釉されることはなく、無釉の器肌に焼成時の灰が溶けて自然釉となる事で力強く美しい景色を湛えています。

〔写真〕自然釉壺 丹波
鎌倉時代 13世紀 42.0×34.0cm

日本の色

人々は古来より、植物などから抽出した色素や、鉱石などから作った顔料を用い糸や布を染め、色彩ゆたかな染織品を生み出してきました。本室では日本の色に着目し、藍や茜、紫など天然染料で染められた染織作品を通して自然の恵みの美しさを紹介します。

〔写真〕黄八丈着物(部分)
20世紀前半

河井寛次郎と濱田庄司

民芸運動の中心的役割を果たした陶芸家の河井寛次郎(1890-1966)と濱田庄司(1894-1978)。二人は数多の工芸品を制作に生かしましたが、古丹波焼もその一つに挙げられます。本展示では流釉や筒描など、丹波焼の主要な技法を用いた二人の作品を中心にご覧いただきます。

〔写真〕鉛釉筒描茶碗
河井寛次郎 1931年 8.7×14.3cm

西館(旧柳宗悦邸) ※西館公開日のみご覧いただけます 開館日カレンダー
柳宗悦記念室

日本を代表する思想家で、日本民藝館の創設者である柳宗悦(1889-1936)。この「柳宗悦記念室」では宗悦の身辺の品や、アルバム写真、自筆原稿、出版物などの資料を展示して、その生涯を顕彰します。

柳兼子記念室

女性声楽家として活躍し、また夫・宗悦の仕事を物心両面にわたり支えた柳兼子(1892-1984)。かつて音楽室として使われていたこの記念室では使用していたピアノをはじめ、自筆楽譜、演奏会プログラム、ポスターなどの資料を随時展示し、その生涯を顕彰します。

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